飛鳥資料館/飛鳥の寺/豊浦寺



建通寺 明日香村 豊浦

瓦

建通寺 明日香村 豊浦

603年(推古天皇11年)、推古天皇が豊浦宮から小墾田宮に移った時、蘇我馬子が豊浦宮を譲り受けて、寺としたのがこの寺のはじまりという。
当時は、尼寺であった。馬子の父稲目の向原寺もこの一かくにあった伝える。また、馬子が585年(敏達天皇14年)に建てたという大野丘の北の塔もこの付近にあったらしい。現在の豊浦の集落一帯に堂塔の跡が確かめられており、634年(舒明天皇6年)に建てられたこの寺の塔心礎が残っている。


|飛鳥の時代 |飛鳥の宮 |飛鳥の石 |飛鳥の古墳 |高松塚古墳 |飛鳥の寺 |飛鳥と万葉集|
飛鳥の寺 Virtual Museum ASUKA HOME

|年表|索引|地図|

Copyright (c) 1995 ASUKA HISTORICAL MUSEUM All Rights Reserved.
Any request to kakiya@lint.ne.jp
Authoring: Yasuhito Kakiya