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鋳物。鍛治の工人


飛鳥池工房で働いていた工人の名前は分からない。せめて、古代の鋳物や鍛治の工人の身分はどれぐらいであったか知りたいものである。奈良時代の例として、造東大寺司の鋳工5人を参考にあげよう。彼らは、おそらく先にふれた東大寺の鏡つくりに動員された工人である。奏仲国が少初位上、山代野守が大初位上で、あとの3名、奏乙方呂、辛人三田次、狛身名万呂は無位である。

鉄工では、石山寺の造営にたすさわった物部根方呂が舎人、和久真時は少初位上であった。鋳工、鉄工とも、最下級の官人であるかまたは、官位さえない低い身分であったことが分かる。

根万呂は、1日あたり、2升(今の8合、約1.4リットル)の黒米、すなわち玄米を支給されている。鉄工に支給される米は、白米の場合もあった。そのばあいでも一日あたり2升とかわらなかった。


鋳物・鍛冶のはじまり 鋳型の制作 銅を溶かす
風を送る---
鞴(ふいご)
坩堝(るつぼ)の役割 梵鐘をつくる
鉄を鍛える---
鉄は熱いうちに打て
製品の仕上げ
種々の技術を駆使
注文の様子
木簡と木製ひな人形
廃棄物からわかること
大量の炭
木造建築と金属製品
---釘をつくる
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