あすかの歌 選者速水正仁さんの俳句、川柳集4 投稿者:カッキー 投稿日:2018/01/24(Wed) 09:08 No.305
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●嫁笑い 何で笑うか 戦々恐々 ●生きてきた 過去に捕らわれ 踏み出せず●ぐいぐいと 踏み出す一歩 二歩もどる ●一夜明け 生きていること 確認す ●朝起きて 生きていたこと 知る呼吸 ●幸せは わずか二年の 夫婦かな ●メールにも 電話にさえも 出ない嫁 ●安否聞き 余計な世話と 元気な様子 ●朝起きて 嫁が旅行で 居ない日々 ●口きかぬ 嫁に手紙で 会話する ●連絡の ないままの人 逝くと知る ●考えて おくと言われて もう十年 ●句を詠めば 愚痴も涙も 消えて行く ●考えて 言ってはみたが 知らんけど ●眠れない 夜に句を詠み 朝となる ●幸せに なって欲しいから ホーリンラブ●幸せに なって欲しいと 一句詠む ●幸せは 守ることより 譲ること ●幸せに 火傷したのか 珊瑚婚 ●幸せの 準備出来たか 貯蓄額 ●幸せを 探し続けた 人類史 ●冥土には 何の土産が いいだろう ●冥土には 我より若い 父と母 ●冥土にも あるかもしれない メイドカフェ ●わろてんか 朝から泣かすの やめてんか●逝くときは 言ってみたいな アイルビーバック ●愛されて 愛することを知る子ども ●子育ては 子どものサイン 見逃さない ●集中は疲れるが 夢中は疲れない ●1日は長くても 人生は短い ●当たり前 普通のことが 宝物 ●初孫の むきたて卵の おむつ替え ●シングルの パパであっても 愛二倍 ●添い寝して 優しい嘘を ついて寝る ●寝ていても 手指離せば また握る てゆび ●三歳の 記憶なくても 愛は一生 ●幸せは 成るものでなく 気付くもの ●人生 失うことを恐れなければ 幸せになれる ●一夜明け 家なく父亡く 母も亡く ●深夜2時 スーパームーンへ 翔んで行く●お母さん そこから膝枕 できますか ●棘のある 女愛しく 肩を抱く |
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