第二十代 安康天皇

系図 緑字は皇后、青字は次代天皇

御陵は菅原の伏見の岡にあり【古事記より】 宮内庁比定地は奈良市宝来町

大きくて有名な垂仁天皇陵から西の方へ約1km。
第二阪奈道路の入り口が近いが、住宅地の中で少しわかりにくかった。
参道は思ったより長い。

殺害された天皇である。奥さんの連れ子である目弱王に殺されるという、異様な話し。
しかし、目弱王は七歳。「頸(くび)を打ち斬」ることなどできたのだろうか?

その目弱王もまた、安康天皇の弟、後の雄略天皇に殺される。
古事記には、安康天皇の事跡は特に語られない。
弟、雄略が兄弟たちを殺害する話しばかりである。

あたりは静かで、殺戮とは無縁な光景である。

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