(株)フタバ化学  志水徹男翁の銅像
名古屋市中村区にフタバ化学の本社ビルがあります

 

円筒形のユニークな形のビルは、とても目立ちます。

こちらの会社では、
全国のホテルや旅館でおなじみの
アロエボディソープをはじめ、
これまでにはない「新しいものづくり」をテーマに
新商品の開発に取り組んでおられます。
また、ビルの7・8階ではカラオケの出来るラウンジと共に、
見晴らしのよい展望風呂が一般に開放されており、
実際にリーブル商品を体感することが出来ます。

ライトアップもみどり!

ステンレスとガラスと大理石で出来たこのビルの、
一階に銅像を設置することが決まっていました。
この階段を上がった二階では、「バスショップ体感」として、
アロエ等をモチーフにしたディスプレーと
商品販売も行われています。

この会社の創業者で、戦後いち早く石鹸製造に取り組み、
フタバ化学・リーブル・テレリーブル・ソウシンと
四つの会社を築き上げ、2003年5月に急逝された
志水徹男氏の銅像制作依頼がありました。

故人のアイデアの詰まったこのビルと社風に、
通常の台と銅像では似合いません。
と言っても、銅像そのものは出来るだけ故人を忠実の再現したものであることは当然ですが・・・・・・・・・

この会社のシンボルマークにもなっているアロエにちなんで、
通常のものよりかなり明るい色に仕上げました。

写真をお借りして作るのですが、写真の表情はどれも違います。
皆さんからお聞きする故人の逸話も、大事な資料になります。

 

 

台の造形を工夫して、
この社屋にこそマッチしたものになるよう、
検討しました。

 

 

通常の銘板は「志水徹男翁の像」などとして、
台の前面に取り付けるようです。
しかし、今回は銅像と台の部分を合わせて
ひとつのモニュメントとしてとらえていただこうと考え、
銘板を取り付けることはしませんでした。
そのかわり、銘板と故人の業績をひとつのパネルに収め、
「志水徹男翁」の人物紹介として
別に設置するスタイルを選びました。

 

初めての試みとして、
銅像・台共に光触媒加工を施しました。
ステンレスがヘヤーライン仕上げにもかかわらず、
異常に光沢を持っているのはこのおかげです。
ステンレスを素手でさわると
油や汚れで手の跡が付くことがありますが、
この加工がしてあれば心配ありません。
酸化チタンが汚れを分解してくれます。

その断面は、ふたば(双葉)が互い違いに向き合った形で、
輪郭をなぞると、志水徹男翁のイニシャル「」になっています。

円筒を意識したビルの形状と素材にならって
ステンレス製の丸みを帯びた台です。

株 式 会 社  フ タ バ 化 学
 

 

インデックス

[ このページを閉じる ]

 

(c)造形工房垰/(c)垰田正二  画像、文、展示してあるもの全て著作権があります。無断使用禁止します。