シソ科とそれに似た花の4ページ目です。
キリ
ノウゼンカズラ科キリ属
2003.5 大阪市
ストレプトカルプス・サクソラム
イワタバコ科ストレプトカルプス属
2004.4 京都フラワーセンター
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
シソ科イブキジャコウソウ属
2004.8 蓼科・坪庭
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
シソ科イブキジャコウソウ属
2003.6 大和郡山市・薬園八幡神社
モナ・ラベンダー
シソ科サルビア属
2004.10 枚方市
原産地ははっきりしないそうですが、下駄や家具の材料として各地で栽培されている、落葉高木です。
切るとすぐに芽を出して、成長が早いので「キリ」だとか。
女の子が生まれると、庭に桐の木を植え、嫁入りの時の箪笥にするという話を聞いたことがありますが、成長が早いからでしょうか?
原産地はケニア、タンザニアだそうで、フラワーセンターの温室の中で咲いていました。
ハンギング向きの釣り下がって来る花ですが、寒がりらしいので育てるのは大変かも。
イワタバコ科なんですが、イワタバコとは似ていない花です。
よって、違うグループになってしまいました。
伊吹山に多く、良い香りがあるので伊吹麝香草だそうですが...香りは気付きませんでした。
分類上は小型低木ということで、地面を這うように広がる「木」だそうですが、草みたいに見えますね。
ピンク色の小さな花ということですが、写真では薄紫に見えます。
薬用・香料として利用され、山野草として栽培もされています。
左の写真のイブキジャコウソウと同じものですが、栽培されているものです。
薬園八幡神社ですから、薬草として栽培しているのだと思います。
枚方公園前の園芸店で見つけた花です。
園芸品種はどうも情報不足!
「ラベンダー」となっていますが、おそらくラベンダーの仲間「Labandula 属」ではなく、「ラベンダー・セージ」つまり、「Salvia 属」の花だと思います。
すごく気に入ったのですが、持ち帰るには大きすぎて、買えませんでした。残念!
サルビア
シソ科サルビア属
2004.10 大阪・中之島
サルビア・レウカンサ(メキシカン・ブッシュセージ)
シソ科サルビア属
2004.10 京都府立植物園
テクリウム・クレオネ
シソ科
2004.4 宝塚ガーデンフィールズ
オカタツナミソウ
シソ科タツナミソウ属
2007.5 明日香村
アメリカアゼナ
ゴマノハグサ科アゼトウガラシ属
2008.9 橿原市
普通に栽培されているサルビアです。
ブラジル原産で、原産地では小低木...つまり「木」ですが、日本では冬が越せないので、1年草として栽培されています。
一番普通に植えられている赤のものは、牧野図鑑には「緋衣草」という名前で載っています。
近年は、このような紫やといった、変わった色に人気が出てきているようです。
メキシコ原産のセージの仲間です。
秋に咲くビロードのような花が美しいので、観賞用に植えられていますが、ハーブとして、ポプリやドライフラワーに使われます。
ハーブの本には、半耐寒性と書かれていますが、ネコの家では地植で育っています。
アップ写真は自宅のものです。
宝塚ガーデンフィールズというのは、宝塚の遊園地が閉鎖になったあとに出来た公園で、そこにイングリッシュガーデンとしてオープンしたところに咲いていました。
名前の札はあったのですが、これ以上詳しくは分かりません。
本州、四国に分布し、丘陵地や低い山に生える多年草です。
「タツナミソウ」は花の咲き方が泡立つ波を思わせることから付いた名前で、「オカタツナミソウ」はその同属で丘陵地に生えるからです。
花はタツナミソウより青みの強い紫で、タツナミソウほど長い穂にはなりません。
北アメリカ原産の帰化植物で、水田や湿地に生育する1年草です。関東地方、近畿地方を中心に各地に勢力を広げつつあり、在来の「アゼナ」が従来は田圃の雑草の代表格でしたが、近年はこちらの方が目立つようになってきています。
田圃のアゼに生えるから「アゼナ」で、そのアメリカ産ということで付いた名です。
「アゼナ」より花は大きく、葉っぱの縁にギザギザがあるので区別出来ます。
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