'03シーズン初の天然雪スキー

2003年01月05日(日曜日)
いよいよ天然雪でのスキー本格的に開幕!
行って来ました、私のホームグラウンド氷ノ山国際スキー場。
今年はなんと1日リフト券が休日3500円、平日2500円に値段が下がってる。
しかも、今回客はメチャメチャ少なく休日なのにリフト待ち時間は0分。
不況の風をもろに受けてる印象を受けました。

今回は親父と行ってきたんだが弟はドタキャン。
人口スキー場はスピードに載せるのにヒーヒー言うんだが
やっぱいいねぇ。ガンガンスピードにのってくれる。
今日の天気は曇り&吹雪で雪面はアイスバーン!
まぁ、関西のスキー場はこんなもんです。
昼から雪面は緩むかと思ったけどアイスバーンのまんまでしたわ。

不正地はコブを期待してたんだが、コブは無しでジャンプ台も無し。
ちーと期待はずれでしたわ。

リフトを登る時、急斜面のコースでは約1名可愛そうに何も知らずに強制的に連れてこられたんやろうなぁ。
俺もこの斜面は昔は壁に見えたもんやけど
体はエビみたいにエビゾリにしてストックは真横に向けて
まるで昆虫みたいな格好でビビリながら滑ってはる。
昆虫君と名付けたんやけど、もっと緩い所で徹底的に体のバランスととり方を覚えさせて
自信を持った頃に初めてここに連れてこないといけないのに・・・。
練習の順番間違ってるでぇ。あの子には滑ってる最中にジャンプしたり前後に思いっきり倒れるぐらい体を
倒す練習をしてバランスの取り方をマスターさせないと
ここは無理やでぇ。練習の順番を飛ばしたら怖がってスキーが嫌いになってしまう。
身内やったらちゃんと基本を教えたるんやけどなぁ。
いくら言葉で理論を説明したって体がついて来るわけではない。
一人一人に合わせて今かけてる事を体で覚えさせないとねぇ。
教えてる人に対してちょっと見ててイライラしてました。

まぁ、そこそこ滑ってから昼飯を食うんだが
ラーメン700円、やっぱゲレ食(ゲレンデの食堂)は高い。
まぁ、普通の店では1年間営業してれるのに対しこの季節に一気に売上を上げないといけないから
高くなるのはわかるけど、もうっちょっと美味いもんを食わせて欲しいなぁ。
ラーメンは180円ラーメンより確かにチャーシューは厚くてしかも2枚入ってて、豪華にかまぼこ入りで
もやしは嬉しい事にちゃんと火が入ってるのはいいんだけど
それだけ。
麺は180円ラーメンの方が美味い。

ちょっとかなしいなぁ。
今年はおでんがメニューから無くなったし。

さて、昼からは親父が板を取り替えて欲しいというから私のカービングスキーの板と親父の旧式の板を変えた。
親父、初カービングスキー体験。
親父(カービングの板):「ターン後半の最後1/4の所から
さらに雪面に食いついてターンしてくれるなぁ。上手くなったように錯覚を起すわぁ」
俺(旧式の板>:「ターン後半の最後は食いついてくれず滑り落ちてしまい
次のターンにいいリズムでもっていけない、下手くそになった気分・・・」

数本滑ってから再び交換したら親父曰く
「あかん、ズレ落ちる。こんな道具はいてられんわぁ」

親父もしかしたら、カービングの板買う気か?
確かに一度カービングを履いたらもう旧型のズン胴の板なんてはいてられへんわなぁ。

そして、親父が休憩に入ったので私は不正地コースへ。
コブが無い。ジャンプ台も無い(ToT)
物足りない気持ちを抱きながらとりあえず一本。
しかし、意外にモーグルらしいコブは無いにもかかわらず楽しかったりしたんだな。
コブらしきものとコブらしきものの間の間隔は以上に広かったりするから
そこはクイックターン(異常に細かく廻るターン)をやりまくって滑ってごまかしてると
他人には派手に滑ってるように見えるんやろね。
リフト乗り場の係員のハーフのにいちゃんが嬉しそうに声を掛けてきた。
「この吹雪では見えへんやろう?」
(にいちゃんには吹雪で下からは雪面状態が見えないやろうけど
クイックターンでごまかしてるから派手にみえるのさっ、ふっふっふっ)
「コース貸切やで〜ぇ」

うむむ、コースに誰か居てると思ってきたんやけど
コースを滑り降りる時ビビリよって思いっきりエビみたいに
背中曲げてストックは昆虫の触覚のように真横に向けて
かなり体が硬直しながら後ろ向きにボーゲンで滑り落ちてる子は居たけど
一本滑り落ちたら次からビビリよってもう登ってけーへんからなぁ。
誰も居ないと悲しいなぁ。

しかし、無意味に遊んでてはいけない。
昨年怪我で受けれなかったから今年こそ1級いいかげんとらんといかんからね。
っで、帰りの残り1時間ほど真剣に
小回りでの「スキッディングターン」「スキッディングターン+カービングターン」を練習してましたわ。
個人的に「スキッディングターン+カービングターン」は滑ってて力強いすべりが出来ないからつまらないんだけどね。
雪面によっては、まぁ使い分けるけど検定バーンでは大回りのカービングターンが一番適してるから
小回り事態スピードに載り過ぎてやりにくいんだけどね。

しかし、今回の敵はアイスバーン。
やばいなぁ・・・。
どんな雪面でも問題ない言えない一面が思いっきり顔を出した1日でしたわ。

帰りはスキー場から駐車場まで渡航リフトに載って降りないといけないんだけど、
雪の為係員のおっちゃん3人は小屋から出てこようとしたんだが
ドアが開けられる悪戦中、しゃーないから俺は勝手にリフトに乗っておりました。

帰りは途中北海道産のカニ3匹千円が売ってたんやけど
メチャメチャ気になりながらも途中の道の駅で
私は「カニ茶漬け」「カニわかめスープ」を購入!

途中で「カニ、スキーの町」って書いてある看板もあったんだけど
思いっきり山ん中やん!
「なんでカニやねん」と突っ込みながら帰ってきましたわ。