大惨事のエコーバレースキー場


2002年2月9日

毎年恒例のきたばたけと熊さんで長野へスキーに行きました。
目的地は飯綱高原スキー場、長野オリンピックでフリースタイルスキー・モーグルで里谷多英が金メダルを取ったコース、
里谷多英コースを滑るのが目的だったが、大会でコース閉鎖・・・。
目的地を急遽エコーバレーに変えました。

さてさて、いよいよコースイン。
どうも最近熊さんもモーグルにはまりだしてコブを自ら志願して滑るようになってきたみたい。

最初に滑ったコースは短いコブ斜面が最初にあってその後、
そこそこいい距離で人もあまりいないカービングターンにはばっちりの斜面のコースを滑り始めた。
きたばたけは一度コブで怪我して入院してるからコブは嫌みたいで迂回。
自衛するのは大切だからこっちも気を使わなくていいし、それでいい。

熊さんは今モーグルは一つの大きな壁に接していて、
コブの形状によって調子よく滑れたり滑れなかったりするらしい。
いろんなコブがメチャメチャえぐれているコブ、コブの間隔が広すぎたり狭すぎたり、雪質、斜度のキツイのんから緩いのん。
いろんなバリエーションに対応できるようになると今の大きな壁を破れるようになってまささらにモーグルが面白くなるんだろうけど、
一度いい感じで滑る間隔をチョコっと経験してしまったもんだからモーグルにはまっちゃったみたい(笑)

それを超えると今度はより高速のカービングモーグルってやつができるようにまた壁が一つできるんだけど、
今俺はその壁にぶちあたってるのねん。もち、俺もどのコブでも滑れるわけではないんだけどね。(笑)

コースの下のほうに来ると人も多くなり視線を感じる・・・。
気分はさらに調子にのってより身体を倒しこんで切れ味のいいカービングをする。
がっ、副作用として速度が落ちて後ろから熊さんやきたばたけにハイスピードでぶち抜かれる・・・、あ〜待って〜!!!

きたばたけはブーツが足の形に合っていないようで、足の痛みを訴えてちょくちょく休憩を。
リフトに乗ってると「もう一本滑ってきて」とか言ってリフトの下で手をふっている。 まるでちょっと太った昭和天皇の挨拶みたい・・・。(笑)

俺と熊さんは戦闘モードON。ガンガンかっ飛ばす。

今回のモーグルでまた一歩レベルアップした。
それは、クイックターンができるようになった事。
間隔の狭いコブではスキーを素早く左右に切り返してあたかもターンしたかのように
見せかける技である。

何本か滑ると、このコースにもあきてきて次のコースに。
なんと言っても景色が綺麗!
熊さんと俺はハイクアップ(自分の足で登る)して、滑った跡のない綺麗な雪面へと駆け登って記念撮影!

それからコースイン。
すべり初めは三十数度級のコブらしいコブのない斜面があってその後ちょっと短めのいい感じのコース。
コース横ではアルペン系(ポールの間を縫って滑る競技スキー系の事)のスキーヤーが、ポールを滑っている。

俺も挑発されてコブが無いから俺は斜面のきつめの所はクローチング(競技スキー系風に空気抵抗の少ないポジション)を組んで
直滑降ですべり降りてそっから基礎スキー系バリバリのコーナーの切れ味重視のカービングターンで見せるスキーにて対向。
スピードでは勝てないから・・・(涙)

次はコース横にクウォーターパイプ(コース横の壁ジャンプ台になってるやつ、ハーフパイプみたいな物)があるコースに入り本領発揮!
今の俺は数あるスキーの種目の中でもフリーライド系(エアー(空中演技)の種目)に力を入れてるから天国的コースである。

コースの上の方、滑り始めは斜度がきついからスピードものってより高くエアーが飛べる。
スキーヤーも多いんだけど、飛んでいるのはスノーボーだのみ。
スキーで飛べば目立つのは仕方ない。

っが、一本目は着地にこけるほどまでの失敗はしなかった物の不安定。
2本目。
そこそこいい感じに飛べて調子にのる・・・。<単純な奴だから(^^;

何本か飛んだあと、カービングバーンに繰り出す。
20秒間コースを独占できて、パイロンを通過していくんだが
雪質は固くて板が食いつかん。
ボロボロでした。

それからまたレーサー君達が滑ってるコースで何本か滑って
コースチェンジ、リフトに乗っていると小さいジャンプ台が見えてきた。

ジャンプ台があるコースは最後のお楽しみとして
他のコースをまず滑る。
人がいない怪しいコースだがそれがまたいい。
それぞれのペースで3人とも気持ちよく滑っていった。

コースの下の方でパイプ・グラインド(鉄パイプ上を板を横に向けて真っ直ぐすべる(平均台の上を滑る感覚))があったので
前回のスキーで雪面で練習したから今度こそパイプの上でリベンジとパイプ・グラインド再挑戦!

速攻パイプから落ちでパイプを支える柱に脛をゴンッ!
痛かったぁ<でもめげません!(笑)

悲劇のエアー

このリフト2本目、いよいよジャンプ台にやって来た。
気になってたのよ。
ジャンプ台のサイズは小さいが斜度はそこそこあるからスピードもそこそこでるかな?
3人ほど先に行ってもらってからジャンプ台のエアーの高さをイメージ。
っが、今までの俺ならそれが参考になっていたのだがその感覚で
今までと違って恐怖感が無いのでほとんどノーブレーキでエアーに進入。

エアーは何にするか決めていた、シングルエアー(技を一つだけいれるエアー)で俺の得意なコザックだ!

俺がビッグエアーで飛ぶジャンプ並の高く上空(2,3m上空)に飛び満足いく高さが出た!
っがなんか変。
ちょっと身体の軸が後ろにズレている。後傾だっ。
やばい!
ズドンっ!!
まずは足から着地はしたものの、背中を強打!(頭は打たず、金具などにも幸いぶつからなかった)
MAX級の体内に激痛が走り回る。
口からなにか出てきそうな感じ。
身体は無意識にここにいてはやばいと、自動的にコース横に身体はかがんだまま滑っていく。
俺はあまり痛いという言葉は吐かないけど、今時はしゃれにならなんだ。

きたばたけや熊さんは駆け寄ってきて大丈夫か?って言ってくれたが見ての通り大丈夫じゃない(苦笑)
レスキュー隊呼ぼっか?って言ってくれたが、ちょっと待ってくれ。(こんな所で病院送りにされたらたまらん)
ちょっと時間をおいてからそれでもマジでやばかったらいた仕方ないけど、今はまず待ってくれっ。
さすがはきたばたけ、スキーで負傷入院経験者は違う。
板を外してくれて、俺の上の方で板をXにして他の人に突っ込まれないように安全確保。
俺は以前動けん。
身体を丸めてうずくまっている。
少し時間がたつと身体が丸まっていてかつ身体に変な力(寒さで凍えたりでもしたら即強烈な激痛が走る)や身体のポーズを変えなかったら
なんとか耐えれるようになってきた。

熊さんが記念撮影をしようとカメラを取り出した。
きたばたけはピースをする・・・。

そしてカメラは俺を向いた。
ちゃっかり、にっこり笑ってポーズを決める・・・!(笑)

カメラをしまうとまた顔をこわばらせて痛みに耐える。
途中スノーボーダーに突っ込まれかけて雪を掛けられたが動けん・・・。
コースは広いんだからなんで俺の近くを通るねん!とか思いつつ・・・。

30分では済まんやろなぁ。
どれぐらいの時間がたったのだろうか、
少しはましになってきたので体位を変えていろんなポーズで痛みが和らいでいくのを実感しながらなんとか座れるようになった。
そして、いよいよ立つ事できてゆっくりすべり降りる事に。

これ以上今日は滑られん。
一番下までゆっくり滑り降りるときたばたけは自分の靴を持ってきてくれて
スキー板を持っていってくれた(メチャメチャ感謝)(ToT)
女性以上に気が利きすぎるぐらい利く親切やった。さすがは経験者。
いい嫁さんになれる<今日から女に変身やっ(笑)

車中で俺はうずくまりながら帰路につく。
途中そばやさんで、きたばたけは2人におごってくれた。
食い意地だけは張っていたが、腹いっぱい食うと今度は胃が動いて
さらに激痛が・・・。
でも、どうせならステーキ屋に入ればよかった(爆)

車中で一眠りすると身体の痛みは大分ましになった。
途中高速のサービスエリアでお手洗いに行く途中寒さで凍えて身体に変な力が入って
痛みが走り心配だったが、再度車中で熟睡。
熊さんも熟睡。
ドライバーも熟睡・・・、いやいや寝かけていたのだった。(笑)

俺はそれから少々熱もでてきた。
きたばたけのホームグラウンドについて、あっさり系の物をと回転ずしに。
腹いっぱい食うと激痛が走るからはら7分目にと俺は5皿だけ食って、
あとは美味そうな次ぎ次ぐに回ってくるすしをジーッと見つめていた。
ウニが食いたいっ!
でも食うと激痛が走るからいかんいかん。
あ〜、今まで回ってきた中でも特大サイズのイカが!!!
いかんいかん。見てみぬふり・・・。
きたばたけと熊さんは美味そうに注文している・・・、うらやましい。

きたばたけに別れを告げ、熊さんと俺はさらに帰路に。
今度は気分が気持ち悪くなってきた。
腹いっぱい食ってなくてよかった。食ってたらげろげろ物だっ。

俺が車を停めている所にて熊さんとは別れをつげた。
その頃になるとさらにましになって運転はできるような状態に。

その場で寝るより家で寝たかったから飛ばす。
途中外気温が0度を下回ってきたので
左車線に入って安全走行モードに。

なんとか家に帰ってきて、シップ薬を身体に張って熟睡した。

次の日、やっぱり筋肉痛とは違う痛みがまだ残っているので
医者に行ったが日曜だから専門医はいてなくて、
とりあえずレントゲンを。
骨折などの最悪の状態ではないけど、整形外科の先生がいる平日に来てくれと
追い出されまぁ一安心・・・。

教訓

今回のジャンプで得た物、ウォータージャンプで散々落差5m級ぐらいの高いエアーを飛んできたから
恐怖感が薄らいでしまってエアーへの進入速度が今までとは違って格段に上がってしまった。

僕がでかいジャンプ台で飛ぶ時、怪我をしない為に絶対にやる事がある。
ゆっくりジャンプ台に進入して最初は小さい飛距離でっで、段々速度を上げて飛距離を上げて
エアーの難易度を少しずつ上げていく・・・。
これはでかいジャンプ台を飛ぶ時絶対守ってきた事。

今回飛んだのはそないにでかいジャンプ台ではなかった。
がっ、しかし、夏のウォータージャンプで落差5m代のエアーをバンバン
飛んでて恐怖感が薄らいだ為、今まではそないに高く飛べなかったサイズのジャンプ台でも
恐怖感が少なくなってジャンプ台への進入速度が格段に速くなったので
1本目のジャンプとしては飛びすぎた・・・。

今度飛ぶ時はどんなジャンプ台でも絶対に速度を最初は落として手順を踏んで安全にエアーをしようと思う。
エアーをやめてしまう事は絶対にしない。どんなスポーツにも危険は付きもの。
たしかにフリースタイルはリスクが他のスポーツより多いけど怖がっていては何もできないからね。
せっかくここまで積み上げてきた得意のスポーツ。
敗因ははっきりしているんだからね。やめてはもったいない。

P.S.きたばたけと熊さんにはメチャメチャ迷惑をかけました。
大感謝しています。
激痛の為運転できなくてすまぬ・・・。
また、来年滑ろう!それまでにばっちり復活するぜぃ!