奈良国立博物館




近鉄奈良駅から興福寺を通り抜け15分ほど歩いた所にあります。
奈良国立博物館は、東京国立博物館・京都国立博物館と並ぶ日本の三大国立博物館です。
毎年10月から11月にかけてその年の研究発掘成果を発表する場が「正倉院展」です。
正倉院とは東大寺寺域の西北に位置する宝庫で、東大寺にある財物や宝類を納めた蔵です。
北倉・中倉・南倉の三倉から成ります。

2003年度で55回目を迎える正倉院展に行ってきました。
正倉院展は初めてだったので、とても楽しかったです♪
印象的だったのは、平螺鈿背円鏡(宝飾鏡)・紅牙撥鏤尺(象牙のものさし)・
丹(絵の具の材料)の朱色が鮮やかだったこと。
それから魚型のガラス製の腰飾り(碧瑠璃魚形)が可愛かったです♪
斎宮でのちに桓武天皇妃となった酒人内親王自筆の文書(酒人内親王献入帳)
を目の前で見たときは感動しました。
当時の薬や絵の具、それを入れる袋や箱などどれもとても綺麗な形で残っていました。

地方巡回を行わず短期間奈良国立博物館でしか開催されない行事なので、
毎年見に行けたらいいなと思いました♪



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更新日:2004,1,21