2013年の作品展が11月22日からということで、出品作品の図案作成というか、設計図作成というか、を始めました。
今回の出品作は「置き時計」...またしても立体です!
「大きなのっぽの古時計...♪」という歌が好きで、時計を作ると決めた時から、モデルはこれ、と思っていました。
ところが、肝心の実際のモデルが見つからない...イメージだけで図案を作成出来るほど、絵心はありません。
ようやく、9月になって朝日新聞の「復活きたまちの大時計」という記事を見つけ、その写真を参考に模型を作ってみました。
でも、奥行きとのバランスとか、上部の飾りの取り付け位置とか、良く分からないところが一杯!
実物見るしかない!!
9月22日、「奈良きたまち転害門観光案内所」に実物を見に出掛けました。
右から、左から、正面から、しゃがみ込んで、ひたすら大時計の写真を撮る...変なお客さん!!(^_^;)
模型の作り直し...なかなかバランスが合わなくて、何度もやり直して何とか完成。
ガラスを注文し、カットを始めたのは10月に入ってからでした。
    ようやく本体が完成したのが、11月の10日頃。
作品展まであと10日です。
1ヶ月以上掛かってます。
やはり、ガラスの厚みは厚紙の模型とは違うので
あちこち合わないところが出て、設計変更が
そこら中で発生しました。
振り子部は予定より幅広になりました。
後側は、時計の機械に入っている電池交換が
やりやすいように、ガラスを付けないことに。
    本体が出来たので、飾りを作り始めました。
小さいパーツです!!
普通にガラスカッターでは切れないような形も
沢山あるので、教室のバンドソーという、電動の
糸鋸の様な機械で切りました。
で、テープ巻き...小さいので、かなり時間が
掛かってしまいました。
更に、このパーツを接着する前にやる、ハンダを回すという作業にも、時間がかかり、ようやく本体に取り付けて完成させることが出来たのは20日。
作品展会場への搬入日の前日でした。(^_^;)
 
   じゃーん!!
完成で〜す♪


飾りが綺麗に見えるように、ブラックパティーナは使っていません。
木彫の感じを狙っていたので、染めた方が良いようにも思ったのですが、
折角の苦心の小さな飾りが、くっきり見えた方が良いかなと、染めない方が良いという
先生のアドバイスに従いました。
が...ガラスの厚みのために設計変更して隙間が大きくなってしまった部分の、
ハンダの凸凹が目立つ!!(>_<)
大きな隙間をハンダで埋めているところは、表面を綺麗にしようとすると、溶けて裏側に
ハンダが落ちてしまったりするので、まあまあのところで表面を均すのをやめています。
よって、かなり凸凹。

作品展が無事終わり、現在はリビングのテレビの横で、時を刻んでおります♪
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