私の明日香ファイル
〜明日香の見どころ、歩きどころ〜



  File No. 027 飛鳥坐神社 あすかにいますじんじゃ

 明日香村飛鳥

古墳、宮跡、寺院、石像物など、数ある明日香の見どころの中で、実は私の最も苦手とするところが「神社」なのである。
特に祀られている神様のお名前など、いくつか聞いたら皆ごっちゃになってしまう。
だから、ここでは受け売りしか書けないことをご了承願いたい。
祭神は「事代主命(ことしろぬしのみこと)」「高皇産霊命(たかみむすびのみこと)」「飛鳥三日比売命(あすかみかひめのみこと)」「大物主命(おおものぬしのみこと)」の四神である。
ここまで書いてもうごっちゃになっている・・・。
大巳貴命(おおなむちのみこと)が国土を天孫に譲り出雲に退く時、子女の分魂を大和に留め、皇孫の守護たらしめんと誓われたのが始まりであると言う。
書紀(天武紀)にも登場する延喜式内社である。
今年の正月、年が明けてすぐの深夜にここを訪れた。かがり火の中、神主さんの新年の祈祷がおごそかに行なわれていたのが非常に印象的であった。
ここの行事として、有名な「おんだ祭(御田植神事)」がある。二月の上旬に行なわれる五穀豊穣を祈る祭りだが、・・・内容は恥ずかしいので書けない。

 奈良交通バス飛鳥大仏前から徒歩3分

 0744-54-2071


・天武紀朱鳥元年七月条に奉幣の記事がある。
・平安時代に、甘南備山から鳥形山(現在地)に移された。甘南備山の所在は、甘樫丘(豊浦)、雷丘、橘寺南方のフグリ山などの説がある。