野焼きとは、粘土で作った物をたき火で焼く、最も原始的なやきものづくりの方法です。その歴史は古く、日本では一万年以上も前に作られた土器が見つかっています。また、現在でも世界の地域によっては、この方法で生活雑器を作っているところもあります。
ものを作る「時」を共有できる貴重な場として、81年夏に山田寺あとで初めて野焼きを行って以来ほぼ毎年、97年から03年までは飛鳥資料館中庭に場所を移し、全員参加のイベントとして開催してきました。はじめは25人ほどだった仲間も、もっとも多いときで150人以上の方々に集まっていただきました。
03年を最後に中断していたのですが、16年11月に「土器ドキ お火焚き・野焼き大会」として、復活することになりました。
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