野焼きとは、粘土で作った物をたき火で焼く、
最も原始的なやきものづくりの方法です。
その歴史は古く、日本では一万年以上も前に作られた
土器が見つかっています。
また、現在でも世界の地域によっては、
この方法で生活雑器を作っているところもあります。

ものを作る「時」を共有できる貴重な場として、
81年夏に山田寺あとで初めて野焼きを行って以来ほぼ毎年、
97年からは飛鳥資料館中庭に場所を移し
全員参加のイベントとして、開催してきました。
はじめは25人ほどだった仲間も、もっとも多いときで
150人以上の方々に集まっていただきましたが、
03年の開催をひとつの区切りとして、現在は休止しています。
野焼きの方法は
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・ よく乾燥させた、粘土で作った作品を一カ所に集める。
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・ 周囲に薪を置き、とお火でよくあぶる。
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・ 火の輪をだんだんせばめて温度を上げていく。
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・ 少しづつ薪をかぶせ、火を強める。
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・ 熱がいきわたったあと、火を徐々に弱める。
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・ 急にさめないように、わらをかぶせその灰で作品をおおう。
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・ 温度が下がったら取り出す。
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もっと楽しむために
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参加のための条件として、作品・軍手・ゴミ袋とおでんの具が必携となっていました。朝9時から日没までのイベントですから、当然飲食が伴いますので参加者全員で手分けして、薪はこび火おこしおでん作りをしました。
時間の流れは早いもので、スタッフの加齢とともに参加者に子どもも増えてまいりました。そこで、現地でパン生地をこね、竹竿の先に巻き付けて焼く、野焼きパンも導入、子どもばかりか大人にも大人気でした。
やがて、おでんばかりか、焼き芋からはじまってバーベキューやたこ焼きまで、各自が思いつくまま、火と戯れるイベントとなりました。
一般に、ものを作る作業は孤独なものですが、焼成の時間を共有できる野焼きは、音楽などと同じように感動を分かち合える魅力があります。
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出張イベントとして
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多くのファンを集めたこのイベントは、奈良県櫻井市の山田寺あとではじめて行い、その後、万博公園・仁川・能勢・信楽などに出張して開催したこともありました。スポンサー付きのイベントの時は、その告知を兼ね大阪の梅田で作陶デモと粘土の販売を行いました。
97年からは、飛鳥資料館の中庭で開催することになり、事前の作陶会も施設をお借りして行うことができました。
陶芸の専門誌「陶磁朗」でも、野焼きの特集号で私たちの活動を紹介していただきました。
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