ミニハウスその1
2007年最初の作品は、ミニチュアハウスです。
目的の一つは、昨年作った玄関の吹き抜けパネルに使ったガラスの残りを使うこと。
かなり高価なガラスでしたから、残りガラスとは言え使わないともったいない。(^_^;)
先生の所にあった本から図案を取りました。
最初は、あまりに小さいから少し拡大しようかと思いました。
が、残りガラスが小さいのしかないで、
屋根のような大きな部材が取れなかったのです。
仕方なく、もとのサイズで作りました。
さて、これが...かなり問題有りだったので、記録のために作り方のページを作成。
完成までの苦心の跡と、沢山の反省をご覧ください。
建築部材のカットが終わり、ルータを掛けてテープを巻いたところです。
これが、建築部材のすべてです。
最初に、それぞれの部材のガラス選びで、それなりに苦労があったんですが、それは各パーツの所で詳しく書きます。
先ずは一番大きなパーツ屋根です。
このガラスが、使いたかった吹き抜けパネルの余り。
で、吹き抜けパネルのデザインが丸ですから、余りは変な形ばかりです。
中央の4−1,4−2,4−3及び、7−1,7−2,7−3となっているのは、元のデザインでは1枚のガラスを使うことになっていました。
しかし、取れないのです。
先生は、「あの時の残りがあるから、もし足りなければ新しいのを切りますよ。」
自宅で余りガラスに図案を当て、あれこれ試してやはり足りなかったので、新しいのを切って貰うつもりで、教室に行きました。
ところが...無かったのです!(x。x)゚゚゚
「パネルやってる人が全部使っちゃったんだわ...失敗してたからねぇ」
だそうで...仕方なく、分解することにしたんです。
等分になっていないのは、取れなかったから。
これは、正面の入り口に当たるところです。
窓に使っているピンクのガラスが、やはり吹き抜けパネルの残り。
ドアは、先生の欠けガラスの中から探しました。
壁は、何の残りでしょうね?(笑)
多分、先生の所の欠けガラス置き場から拾って、結局使わなかったものかも。
こういう風に、細かいパーツを組み合わせて面を作る時は、木枠を図案に張って、きちんと填め込みます。
ルーター掛けが終わった段階で、ぴったりすぎると、テープを巻いたら入らなくなることもあるんです。
入らなくなったら、またルーターで削って小さくしてからテープを巻きます。
家の横の壁です。
これの不思議なのは、窓の下の壁が別になっていること。
つまり、これも入れて木枠を組まなくて良いんだろうか?
ピンクの細長いのは、窓の下の台みたいなものなんですが、これをどう付けるのか?かなり悩みました。
それに、下にある「SHUTTERS」と書いてある部材は、実は窓のサイズと合わないんです!
横の壁は、左右とも同じ作りです。
テープ巻きが終わったもう一方の壁を、組み立ててみたところ。
ねっ?シャッターの上のカーブと、窓のカーブを比べてみてください。
合ってないでしょ?
で、これは窓の下の台部分を、壁の上に載せています。
先生は、これで良いと...が、最終的には屋根との間にちょっと大きい隙間が!
それと、上の写真のように、窓の下の部分の壁が別になっていることを考えると、窓の下の台は、壁の上に載せるんじゃなくて、挟み込むのではなかったのかなと思うんですが...。
その2へ グラスアートメニューへ