2011年の最後は作品展でした。
先生のご都合で11月の予定が12月になりました。
そして、これが教室最後の作品展になったのです。教室は、始めて5年未満の初心者クラス以外は11月一杯で閉鎖することになったからです。
卒業制作として作り始めたモールドを使ったランプを完成させるまでは、初心者クラスに混ぜてもらって続けさせていただくことにはなりましたが。
今回の作品展には、「コッツウォルズの思い出」と題して、イギリスのコッツウォルズ地方を旅した時に気に入ったライムストーンの壁の家を作ることにしました。
その為に、問屋さんまでガラスを見に行き、壁と屋根のガラスを選んできました。
写真にしてしまうと、拘って選んだライムストーン色の壁が白っぽく出てしまって、若干不満です。
  違う形の家を3軒位作りたい、と思っていたのですが、最初の1軒を完成させるのにかなり手間取ってしまい、2軒になってしまいました。向かって左が1軒目の家です。
1軒目に手間取った理由は、設計図がきちんとしていなかったためです。
ようやく形になってホッとしたあと、しばらく2軒目を作り始める気にならず、飾り付け用の小物を作っていました。
写真の雪だるまと煙突に乗ったサンタさんは、雑貨店で見つけたミニチュアですが、その他のもの、橋や1軒目の家の前の石畳、コニファーやブッシュを作っていました。
極めつけは...よく見えないかもしれませんが、橋の手前の川にいるスワンです。少々黒っぽく見えますが、白のガラスで作りました。
2軒目の家は、時間が無くなって形をシンプルにしましたが、今度はきっちり設計図を書いて、ガラスの厚みまで考えて模型を作り、それに合わせて...のつもりだったのですが、やってみると屋根のガラスの凸凹が予定の厚みと違っていてずれがでてしまったりして、シンプルな形にしたつもりの割には手間取りました。 
 
  作品展が終わって、我が家の玄関で下駄箱の上におさまったコッツウォルズの村です。
一番左の家は、2008年に作った英国風ハウス
コッツウォルズ地方でも北方のストラットフォード・アポン・ヘイブンというシェイクスピアの生家が有る街で撮った写真がモデルです。
ライムストーンの壁の家がある街は、もっと南のカールス・クーム、チャリングワースなどです。
クリスマスツリーは作品展の後ろの方にチラッと写っているものです。ツリー本体は2005年の作品展に出したもので、2軒目の家が作品展までに完成するかどうか分からなかったため、完成しなかった場合の保険に、新しい飾りを付けて用意しました。
鎖にぶら下がった三角の飾りは2009年に作ったもので、今年新たに作ったのは丸いナゲットを3つ繋いだ木の実をイメージした飾りです。
 次のページへ  前のページへ