花びらの形が揃っていて、大きい花のグループです。
一応の基準は、大きいものは1輪差しに1輪か2輪で十分見栄えのするもの。
キク科の花は別にしてあります。
トロロアオイ
アオイ科トロロアオイ属
2002.9 明日香村
オクラ
アオイ科フヨウ属
2004.8 御所市・葛城古道
ケナフ
アオイ科フヨウ属
2003.11 奈良市
ナスタチウム(キンレンカ)
ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属
2004.5 浜名湖花博
ナスタチウム(キンレンカ)
ノウゼンハレン科
2004.8 蓼科・バラクライングリッシュガーデン
中国原産の1年草です。
高さが1〜1.5m以上になる大型の植物で、美しい大きな花が咲きます。
オクラによく似た、硬い毛のある実がなり、種子は猿の顔をしている..と、牧野図鑑に書いてあるのですが、育てたことがあるのに記憶にないです。
根に粘液が多く、製紙用の糊として使われることから、粘液を含む=トロロ、だそうです。
こちらが、食用になるオクラです。
トロロアオイに確かに似ていますが、ずっと小さく、特に葉っぱの形が違います。
ホワイトハイビスカスと呼ばれることもあるそうですが...どう見ても黄色!
非耐寒性の1年草で、紙を作るためのエコロジー植物として、あちこちに植えられるようになりましたが、原産地は...調べ切れてません。
m(_ _)m
南米原産のハーブですが、観賞用にも植えられます。
フランスでは「ペルークレソン」と呼び、若葉をクレソンの代わりに利用するそうです。
わさびに似た辛みのある葉は、サラダに入れたりしますし、花も食べられます。
ナメクジがこの花を好み、大発生してしまって、ネコは1年で育てるのをギブアップしました。
左のものと同じで色違いです。
アイスランド・ポピー
ケシ科ケシ属
2004.5 浜名湖花博
スイレン(睡蓮)(ヒツジグサ)
スイレン科スイレン属
2002.6 生駒市
キバナシュクシャ
ショウガ科シュクシャ属
2005.10 浜名湖ガーデンパーク
キバナシュクシャ
ショウガ科シュクシャ属
2005.10 浜名湖ガーデンパーク
アイスランド・ポピーは英名で、和名は「シベリアヒナゲシ」と呼ばれる、シベリアから中国東北部が原産のもので、1915年頃に渡来したものだそうです。
この写真には、黄色とオレンジが写っていますが、ピンク社もあるそうです。
スイレンの呼び名の方が一般的ですが、睡蓮は漢名です。牧野図鑑にはヒツジグサとして載っています。未の刻に開くから付けられた名だそうですが、実際の開花時間は一定ではなく、未の刻(午後2時)より早く咲くことが多いようです。 インドからニューギニアにかけて分布する多年草で、関東以西では戸外で越冬出来る草です。良い香りがするので、庭植や切り花として用いられます。
ジンジャーリリーは英名で、園芸の方では「ジンジア」という呼び方もするようです。
花びらは3枚ですが、雄しべが花弁のようになって、4枚に見えます。
左のもののオレンジ色の品種のようです。
黄色の他に、白花の「シュクシャ」や、赤花の「アカバナシュクシャ」もあるのですが、これは多分赤とは言わないでしょう。
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