花びらの形が揃っていて、大きい花のグループ2ページ目です。
他の色ページとダブっているものが多いのですが...。
モクレン(木蓮)
(モクレンゲ、シモクレン)
モクレン科モクレン属
2004.4 奈良市
クリスマスローズ(ヘラボレス)
キンポウゲ科ヘレボルス属
2003.3 生駒市
トケイソウ
トケイソウ科トケイソウ属
2003.7 東京都
フヨウ・八重(芙蓉)
アオイ科フヨウ属
2004.9 向日市
スイフヨウ(酔芙蓉)
アオイ科フヨウ属
2004.9 向日市
原産地は中国。
「木蘭」という漢名の音から来た名前らしいが、木蘭は別種で、モクレンの漢名は、辛夷、木筆...だそうです。
ところで、「辛夷」という字は、一般に「コブシ」に当てられていますが、これが「モクレン」の漢名だとすると、
「コブシ」の漢字表記も間違いということになりますね。
どうも、植物の名前は、混乱が多いようで...。
白い花の咲く、ハクモクレンは、モクレンの白花ではないそうです。
日陰が大好きな花で、ネコの家では桂の木の下に地植にしたものが、大きな株に育ち、実生苗もあちこちに出ています。
クリスマスローズと呼ばれていますが、本当にクリスマスに咲くのは、「ニガー」という白花種で、これは「オリエンタリス」という色の種類が多い品種の、ワインカラーのものです。
混合苗というのを購入したのですが、育ったのはこの色だけでした。花は2月以降に咲きます。
ブラジル原産。形が時計に似ているから、ということですが、園芸品種として随分色々な形のものが出て、これも時計?状態です。 中国原産の落葉低木。
明るいピンクの花が多く、朝開いて1日で萎んでしまいます。
白い花のものや、一重咲きのもの、「酔芙蓉」という、八重咲きで咲き始めと夕方とで色が変化するもの等があります。
「木芙蓉」というのが、漢名で日本名の芙蓉はその略したものだそうです。
朝咲いた時は白、段々ピンクがかっていって、夕方にはピンクになるところから、酒に酔っていく様子に例えて、酔芙蓉と呼ばれています。
この写真は、午後2時くらいに撮影したもの...ちょっと酔いが回りかけてきたところでしょうか。
ちなみに、蕾と咲き殻を比べて下さい。
ムクゲ(木槿・八重咲き)
アオイ科フヨウ属
2004.9 生駒群・平群町
前のページのムクゲと同じようですが、2004年のムクゲは、少し紫がかったピンクでした。
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