今までのどのグループにも入れにくいもの...1〜9を見て、見つからなかったらここを探してみて下さい。
これがその2ページ目、今のところ青・紫の花の最後のページです。
ここにもなかったら...まだ未収録。ごめんなさい。m(_ _)m
セリンセ(キバナルリソウ)
ムラサキ科
2004.5 浜名湖花博
クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)
フウチョウソウ科フウチョウソウ属
2003.11 宝塚ガーデンフィールズ
サワギキョウ(沢桔梗)
キキョウ科ミゾカクシ属
2004.7 八ヶ岳
by nekodanna
ホテイアオイ(布袋葵)
ミズアオイ科ホテイアオイ属
2002.8 橿原市・本薬師寺跡
ミズアオイ(水葵)
ミズアオイ科ミズアオイ属
2003.9 明日香村
園芸植物で、由来は分かりません。 熱帯アメリカ原産で1870年頃に日本に入ってきた1年草です。
クレオメは属名、セイヨウフウチョウソウは、西インド原産の「フウチョウソウ(風蝶草)」に対しての名前です。
1970年代に盛んに栽培されていて、一時見かけなくなっていましたが、最近また、色が豊富になって出回っています。
白花ピンクはこちら。
高原の湿地に群生する鮮やかな青紫の花です。
湿地に生えるから沢桔梗です。
キキョウ科なのですが、桔梗とは似ていなくて、変わった形をしています。
全草に有毒物質を含み、食べると痙攣を起こしたりするそうです!
また、古くから茶花としても用いられているとか。
中南米の亜熱帯から熱帯が原産地で、観賞用に入ってきたものです。
葉のふくれた部分が布袋さんのお腹みたいだというので、「ホテイアオイ」です。
初夏から秋の初めまで咲いています。水葵より色は薄く、紫から青紫ですが、季節が後になるほど、赤みを帯びた紫になるようです。
水田や沼に生える植物です。
水に生えて、葉の形が葵に似ているから「水葵」です。
古名は「ナギ」と言い、
「菜葱」の字を当て、葉をゆでて食用にしたことから付いた名です。
ホテイアオイより、色は濃い青で、花びらに目のような模様はありません。
ツユクサ(露草)
ツユクサ科ツユクサ属
2003.6 浜北市
コウシンソウ
タヌキモ科ムシトリスミレ属
2006.6 足尾の庚申山
Photo by やっさん
ハゲイトウ
ヒユ科アマランツス属
2004.9 奈良市
ホトトギス
ユリ科ホトトギス属
2003.10 北葛城郡・広陵町・大福寺
シトロネゼラニウム
フウロソウ科テンジクアオイ属
2004.5 生駒市
各地の畑や路傍空き地などに普通に見られる植物で、生育力が強いので、畑では雑草となります。
露を帯びた草で、「露草」です。
古名は「ツキクサ:着草」で、アオバナ、ボウシバナとも呼ばれ、花で布染めや友禅染の下書きに用いる「青紙」を作るのに使われてきました。現在では、青紙作りには、「オオボウシバナ」という栽培種が使われています。
利尿や虫刺されの薬として使われたり、食用にもなります。
関東地方北部の亜高山帯の岩壁に生える多年草です。
ムシトリスミレの仲間なので、葉の粘液で虫を捕まえて消化して栄養とします。
ハゲイトウは、花ではありません。
鶏頭のように、モコモコの花みたいなものも付けないのです。
が、ちゃんと花はあります。
アップ写真...雨粒がポツポツ落ちてきて、遠くで雷、という状況で撮影したので、余りよい写真ではないのですが。
自生地は丘陵や山地の半日陰になる林の中や崖ですが、和風庭園の植栽に人気があるようで、大抵のお寺には植えられています。
これも恐らく園芸品種でしょう。他にもっと白っぽいのもあります。
花の斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから付いた名前です。
ゼラニウムの仲間で、ニオイゼラニウムと呼ばれるものの一つです。
バラやストロベリー、ミントなどがあるのですが、これはレモンの香り。
蚊が嫌う香りだそうで、「蚊避けゼラニウム」という名前で売られていたりします。
ナンバンギセル(オモイグサ)
ハマウツボ科ナンバンギセル属
2003.9 高松塚
シラン
ラン科シラン属
2003.5 大阪府・竹之内街道
アジアの東部から南部に広く分布する、1年生の寄生植物です。草地に生え、ススキ、ミョウガ、サトウキビなどの根に寄生します。茎は短くてほとんど地上には出ません。葉っぱも地面の際に鱗片状のがあるだけです。秋に花柄を長く延ばして花を付けます。
「南蛮煙管」は煙草のパイプの形に似ているから、オモイグサは「思草」で万葉集に出てきます。
関東地方以西に分布し、渓流付近や川岸などに自生する多年草ですが、今や開発や乱獲で絶滅危惧種になっているようです。よって、見られるのはほとんどが栽培されているもの。
紫色の蘭で「紫蘭」ですが、どちらかというと赤紫ですね。
漢方では地下茎を止血、解毒などに用います。陶磁器の絵付けの糊の原料にもなるそうです。
シロバナシランというのもあります。
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