花が房状に集まったものを集めたグループの、2ページ目です。
これと、シソの仲間は青系の色の花の数が多いようです。
ペパーミント
シソ科
2002.7 生駒市
フジバカマ
キク科ヒヨドリバナ属
2003.11宝塚ガーデンフィールズ
ヒヨドリバナ(鵯花)
キク科ヒヨドリバナ属
2004.7 八ヶ岳
by nekodanna
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)(クルマバヒヨドリ)
キク科ヒヨドリバナ属
2004.8 霧ヶ峰
ボーンセット
キク科ヒヨドリバナ属
2004.8 蓼科・バラクライングリッシュガーデン
ウォーターミントとスペアミントの自然雑種から生じたとされている栽培種です。ミントの仲間では一番お馴染みのもので、非常に繁殖力が強く地下茎と種でいくらでも増えます!
サラダ、ハーブティー、ポプリと利用範囲の広いハーブで、精油を芳香剤や石けんに入れたりもします。
秋の七草の一つとして知られていますが、奈良時代に中国から来た帰化植物らしいです。
現在は庭などに植えられているのがほとんどで、野生のものは、少なくなってしまったそうです。
これがキク科と言われると、意外な感じがしますが、ヒヨドリバナ属で、「ヒヨドリバナ」「サワヒヨドリ」の仲間です。
キク科ヒヨドリバナ属。日の当たる草原に生えます。
ヒヨドリの良くなく頃に咲くから「ヒヨドリバナ」という説があるそうですが、定かではないらしいです。
花は、白から薄紫...ピンクにも見えます。
これは、ヒヨドリバナの仲間で山地に生えるものです。
葉が輪生するので、この名が付いています。
これもヒヨドリバナの仲間。
何色?と聞かれてはっきり答えられないような色をしていました。
ヘンプ・アグリモニーと呼ばれる、ヨーロッパで古くから使われてきた薬草です。
発熱性の風邪や関節炎に処方されたそうです。
このボーンセットは、北米原産で、北米の家庭の標準的常備薬といったところらしいです。
ヒメツルソバ
タデ科イヌタデ属
2003.5 鎌倉市
ミゾソバ(ウシノヒタイ)
タデ科イヌタデ属
2003.10 奈良県・十三峠
ミゾソバ(溝蕎麦)(ウシノヒタイ)
タデ科イヌタデ属
2001.10 奈良県・山辺の道
ヤナギラン(柳蘭)
アカバナ科アカバナ属
2004.8 霧ヶ峰
カワミドリ
シソ科カワミドリ属
2004.8 軽井沢
原産地は、インド北部からヒマラヤにかけて。
日本には明治頃に園芸植物として入ってきたようですが、最近では庭からはみ出して、道端に自生しているようです。
日本に自生している「蔓蕎麦(ツルソバ)」というのは、海岸に育つもので、花色は白です。
道端の溝に生えるので、「溝蕎麦」です。「ウシノヒタイ」は、葉の形が牛の額に似ているから。
花色は、ピンク、ピンクと白、白、薄緑などですが、これは花弁の色ではなく、萼の色です。
この仲間はすべて、花弁はありません。
これもミゾソバですが、この花色は、先端がピンクで下部が白です。右のようにピンクだけのもあります。
ここに入れたのは、「ヒメツルソバ」「ミゾソバ」とともに、写真の色によっては薄紅紫に見える時もあるためです。
本州北中部、山地の日当たりの良いところに生育し、伐採や山火事の後に群生することが多いそうです。
葉の形が、柳に似ていて花が蘭に似ているから「柳蘭」...そのまんま。
北海道から九州に分布し、80cm程の高さになる多年草です。山地の草丈の高い草原や林縁に生育し、植物全体に強い香りがあり、茎が四角形なのが特徴です。ということなのですが、藪の中に生えていて、側に行かれなかったので、香りは分かりませんでした。和名の由来は不明です。
漢方では「藿香(かっこう)」といい、全草を乾燥して風邪薬などに用いるそうです。
ハーブの「アニスヒソップ」が近縁種です。
クガイソウ(九階草、九蓋草)
ゴマノハグサ科クガイソウ属
2004.8 霧ヶ峰
ヤマトラノオ
ゴマノハグサ科ルリトラノオ属
2004.8 霧ヶ峰
チダケサシ(乳茸刺)
ユキノシタ科チダケザシ属
2004.8 霧ヶ峰
ギョリュウ
ギョリュウ科ギョリュウ属
2003.6 大和郡山市
ピメレア・ロゼア
ジンチョウゲ科
2004.4 宝塚ガーデンフィールズ
山地の日当たりの良い草原に生育し、時には大群落になるそうです...そんなのが見たかったけど、残念ながらパラパラとでした。
葉が3~8枚ほど輪生し、これが何段にも層になるので「九階草」とか「九蓋草」とか書いて「クガイソウ」というのだそうです。
本州中部と九州北部の草原に多く見られる多年草です。
高さが1m位になるものもあって、10~20cmの花穂に青紫の花をびっしりとつけます。クガイソウと同じような所に咲き、似ていますが、こちらは2枚の葉が向き合って付くのが特徴です。
青紫の花が美しいので、観賞用に栽培される「ルリトラノオ」は、伊吹山に自生種があるそうですが、霧ヶ峰に自生種があるかどうか不明なので、ヤマトラノオにしました。
チダケサシ...。
何度聞いても覚えられなかった名前...チダケというのは、「チチタケ:乳茸」というキノコの地方名で、野山で採った「チダケ」をこの草に刺して持ち運んだことからついた名だとか。
ススキやチガヤの草原に生育します。
中国原産で、江戸時代に観賞用として日本に入ってきたものです。
細い枝が沢山出て、それに細い葉っぱが付くので、モクモクした感じになりますが、落葉樹で冬になると、この細い枝ごと黄色くなって落ちてしまうのだそうです。
花びらが5枚ある小さな花を付けるのですが...高い木だったので花のアップは撮れませんでした。
園芸植物で、詳細は分かりません。
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