シソ科とそれに似た花の2ページ目です。
シソ科の植物でなくても、イメージが似ていれば「シソ」グループに入れています。
だから、数がとても多くなって...。
小さいものは、花の名前をクリックすると、アップ画像が見られるようになっています。
チシマオドリコ(イタチジソ)
シソ科
2002.8 英国
アジュガ(アユガ、セイヨウキランソウ)
シソ科アユガ属
2002.4 生駒市
オレガノ・アマラスク
シソ科ハナハッカ属
2003.6 生駒市
オレガノ・ヘレンハウゼン
シソ科ハナハッカ属
2004.8 蓼科・バラクライングリッシュガーデン
クリーピングタイム
シソ科イブキジャコウソウ属
2004.8 生駒市
アジア、ヨーロッパの温帯から寒帯にかけて広く分布する、やや湿ったところに生える植物です。
写真のはコッツウォルズ地方の、ザ・マナーホテル(英国旅の宿参照♪)の川沿いに生えていたものです。
チシマオドリコという名は、日本では北海道や千島、樺太に多いから。
ヨーロッパ原産のアジュガは学名の「Ajuga」からきたもので、これを「アユガ」と読むこともあるようです。
「Ajuga」属は、キランソウの仲間です。
園芸店で「十二単」という名で売られていることもあるようですが、十二単は白っぽい緑の葉、このアジュガは濃い緑または、赤みがかかった色の葉です。
ギリシャからオリエントに分布するもので、花オレガノと呼ばれ、観賞用やドライフラワー、ポプリに使われます。
鱗状のヒラヒラは、苞葉で、花はその内側に、シソ科らしい形のが入っています。
同じオレガノでも、これはオリガヌム類と呼ばれる耐寒性の丈夫な仲間です。
ヘレンハウゼンは、中でも花が美しく、観賞用にも植えられます。
イタリア料理に使われるオレガノは、この仲間の「グリークオレガノ」という種類です。
ヨーロッパ原産で、地面を這うようによく繁殖します。
ネコのハーブガーデンの半分くらいは、あっという間に覆い尽くされて、時々処分の対象になっています。
暖地では花芽が付くと立ち上がった姿になる...ということですが、確かに立ち上がるので、原産地より生駒は暖かいのでしょうね。
料理の香り付けには欠かせないハーブで、乾燥して粉末状にしたものが売られています。
レモン・バーム
シソ科セイヨウヤマハッカ属
2003.6 生駒市
ラミウム・マクラツム
シソ科オドリコソウ属
2004.5 浜名湖花博
ラミウム・マクラツム
シソ科オドリコソウ属
2004.5 浜名湖花博
デッドネットル
シソ科オドリコソウ属
2004.8 蓼科・バラクライングリッシュガーデン
ハナトラノオ
シソ科
2003.9 生駒郡平群町
ヨーロッパ南部原産の多年草で、全草に香りのあるハーブです。
水蒸気蒸留で精油を採って香水の原料にしたりしますが、淡いレモンの香りがあって、ハーブティーにも人気です。発汗作用があるので、風邪の予防に飲まれたり、お風呂に入れたりもします。
で...これも我が家の庭のものなのですが、メチャクチャ丈夫で、やたら増えます!!誰か貰ってーー!
花博ではこの「ラミウム・マクラツム」という名になっていましたが、学名をそのまま付けたものです。
葉っぱに白い斑の入った「デッドネットル」の園芸品種です。
これも同じ仲間で、葉の色が黄色いものです。
品種名が「キャノンズ・ゴールド」
ヨーロッパやアフリカ北部が原産の多年草で、やや湿り気のあるところを好みます。
名前は英名の「dead nettle」をそのまま採ったもので、「棘のないイラクサ」という意味で、葉っぱの形がイラクサに似ていて棘がないから。
若葉は茹でておひたしやスープに出来ます。
近縁種の「オドリコソウ」は消炎作用があるとされ、お風呂に入れると腰痛に効くそうです。
北アメリカ東部原産の多年草。
観賞用に栽培されています。
茎が四角く、かなり大きな薄紫やの花を咲かせます。
「トラノオ」というのが付いた花は、沢山あって、「イブキトラノオ」「ノジトラノオ」「ヤマルリトラノオ」これらはすべて別の科の植物です。
房状になっているものに「虎の尾」と付けたからでしょう。
グレコマ(西洋カキドオシ)
シソ科
2004.4 宝塚ガーデンフィールズ
グレコマ・ヘデラケア
シソ科
2004.5 浜名湖花博
ロベリア・ビオラ
キキョウ科
2002.5 生駒市
ロベリア(ルリチョウソウ、ルリミゾカクシ)
キキョウ科
2004.5 浜名湖花博
ロベリア(交雑種)
キキョウ科
2004.5 浜名湖花博
グランドアイビーとも呼ばれる、グランドカバーに使われる園芸品種です。
カキドオシの近縁種のようです。
左のものと同じの少し葉っぱが黄緑がかった種類です。 南アフリカ原産で、花壇の縁取りや寄せ植え、ハンギング用に普通に園芸店で売られているものです。
「ビオラ」というのは、園芸品種として付けられた名前だと思います。
これも園芸用に出回っているポピュラーなロベリアです。
左のものの色違い。
南アフリカ原産のロベリアの園芸用に作られた品種。
ちょっと、サワギキョウにも似ていますね。
赤いものもあるらしいです。
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