花びらの形が揃っていて、小さい花のグループです。
一輪挿しには6輪以上入れないと見栄えがしないもの。
オキザリス・バーシカラー
カタバミ科カタバミ属
2003.4 生駒市
シロバナエクボソウ

2003.5 生駒市
ナツユキソウ(シルバーカーペット)
ナデシコ科
2004.5 浜名湖花博
ネモフィラ・スノーストーム
ハゼリソウ科ネモフィラ属
2004.5 浜名湖花博
アケボノソウ(曙草)
リンドウ科センブリ属
2005.8 六甲植物園
カタバミ科なのですが、どう見ても普通のカタバミには似ていません。
もちろん園芸品種で、バーシカラーというのは、二色になっているという意味です。
何処が二色かというと、花の名前をクリックしていただくと、蕾が出てきますが、この蕾の時ねじりん棒のように、赤と白二色なのです。
園芸品種で、とても可愛いので気に入って植えていましたが、詳細は不明です。
花が終わったら枯れてしまったので、多分1年草なのでしょう。
これも園芸品種だと思います。
花の切れ込みの入り方や、カーペット状に広がって育つ様子は、桜草に似ているのですが、ナデシコ科となっていました。
北米カリフォルニア原産の半耐寒性1年草です。
ブルーでルリカラクサという和名のついたものが、明治時代に日本に入ってきたようですが、最近は園芸店には様々なネモフィラが列ぶようになりました。
これもその一つで、ルリカラクサに比べると、大きさは半分くらいの小さな花ですが、一面に咲くと見事です。
また、「ブラックパンダ」という可愛い名前の大型の花もあります。
北海道から九州の山地の湿った所や、湿った草原に育つ2年草です。
「アケボノソウ」という名は、白い花についた斑点を、明け方の空に残る星に見立てたものとも言われています。
山地では8月から、平地の草原だと10月から咲き始めるとのことです。
マルバウツギ
ユキノシタ科ウツギ属
2003.5 鎌倉市
センダン(栴檀)
センダン科センダン属
2003.5 奈良県・佐保川
テイカカズラ(マサキノカズラ、チョウジカズラ)
キョウチクトウ科テイカカズラ属
2005.6 神戸森林公園
ウメモドキ
(オオバウメモドキ)
モチノキ科モチノキ属
2003.9 生駒郡平群町
ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属
2004.3 生駒市
詳細は、「うつぎ」の解説ページをご覧下さい。 東アジアから東南アジアの亜熱帯から熱帯に分布する落葉高木なので、日本での自生地は、四国、九州、小笠原諸島、南西諸島の海岸近くの林です。
各地の公園やお寺などに植栽されています。
名前の由来は不明だそうですが、「栴檀は双葉より芳し」と言われる「センダン」は、この木ではなく「白檀」のことです。
本州、四国、九州に分布する、常緑の蔓性植物です。
テイカカズラは「定家葛」で、藤原定家の墓に生えていたからとも言われています。
赤くなった葉が混じることがあって、これに「マサキノカズラ」という古名が付いているそうです。
また、葉が小さいものは、葉の形が雪駄に似ているため、「セキダカズラ」と呼ぶこともあるそうです。
高さが数mになる落葉樹で、普通山の湿った所に生えますが、庭木としても植えられます。
花は小さいですが、赤い実がなって綺麗だからです。
中国原産ですが、古くから渡来して観賞用に栽培されています。
落葉低木ですが2mくらいにはなるようで、幹がすべすべで、棘状の小枝があるのが特徴。
「木瓜:モッカ」が、転化して「ボケ」になったそうです。
花色はいろいろで、これは白花の「シロボケ」ですが、ピンクや紅色、紅白の花を付ける「サラサボケ」もあります。
シジミバナ(ハゼバナ、コゴメバナ)
バラ科シモツケ属
2005.5 桜井市
ニッポンタチバナ(日本橘)
ミカン科
2006.5 橘寺
ウメバチソウ(梅鉢草)
ユキノシタ科ウメバチソウ属
2005.8 箱根湿性花園
トキワツユクサ
ツユクサ科
2003.7 東京都
ニワゼキショウ(庭石菖)
アヤメ科ニワゼキショウ属
2005.5 大和郡山
中国原産の落葉低木で、かなり古くから庭木として栽培されてきたそうです。
ちょっと見た所、「コデマリ?」という感じなのですが、よく見ると、コデマリのように花が集まっているのではなく、八重咲きの一つの花です。
シジミバナは「蜆花」で、花を蜆貝の内蔵に見立てたものだとか。でも...蜆貝の内蔵って??
ハゼバナは、穀物が爆ぜた様子に見立てたものだそうで、こちらの方が分かりやすいかも。
和歌山、山口、四国、九州の海岸に近い山地にまれに自生する日本固有の常緑樹です。
直径2.5〜3cmの実が冬に黄色く熟し、ユズの香りがしますが、すっぱくて食べられないそうです。
タチバナというのは、本来はミカンの古代名で、このニッポンタチバナとは違います。
京都の紫宸殿にある、「右近の橘」はニッポンタチバナの栽培品種だそうですから、もしかしたらこれも、栽培品種かもしれません。
北半球の亜寒帯から温帯に掛けて広く分布する多年草で、日本では北海道から九州の草原や湿原に生育しています。
8月から10月に梅の花に似た2cmほどの花を、30cm位の茎の上につけます。
従って、写真の撮りにくい花です。
名前の由来は花の形を梅鉢の紋に見立てたものだそうです。
最初に見つけて撮った写真がこれで、2003年のこと。
どうしても名前が分からずにいたのですが、2004年の6月に鎌倉の光則寺というお寺でこの花に「トキワツユクサ」という名札がつけられているのを見つけました。そこで群馬大学の「植物園へようこそ!」というサイトにこの名前で見に行ったら、ありました。
原産地は南米だそうです。
斑入り葉のものが園芸品種として人気だそうですが、一部野生化しているとも。
北アメリカ原産の多年草です。明治中期に観賞用として渡来し、今では野生化して、本州以南の路傍などによく見られます。
庭に生える「石菖(サトイモ科)」に似た葉の植物ということで付いた名だそうです。「石菖」の写真はありません。m(_ _)m
花色は、写真のように白いのものから、ブルーのもの、紫がかったもの、ピンクのものと色々あります。
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