いままでの何処にも入れにくいもの...1〜9を見て、見つからなかったらここを探してみて下さい。
ここにもなかったら...まだ未収録。ごめんなさい。m(_ _)m
ミツマタ(三椏)
ジンチョウゲ科ミツマタ属
2003.3 京都市伏見区・欣浄寺
ニッコウヒョウタンボク
スイカズラ科スイカズラ属
2003.5 鎌倉市
スイカズラ(ニンドウ:忍冬)
スイカズラ科スイカズラ属
2004.5 香芝市
スイカズラ(ニンドウ)
スイカズラ科スイカズラ属
2005.6 神戸森林植物園
シロバナニンドウ
スイカズラ科
2003.11 宝塚ガーデンフィールズ
原産地は中国。
楮、三椏...紙の材料になる木です。
枝が3つに分かれているから、三又:三椏です。
雪や霙が降る寒い日に、お寺の池の畔でこの花に出会いました。
感動!美しかったのです。
その時の話はレポをどうぞ。
本州中部の山地に生える落葉小低木です。
右のスイカズラと同じように、最初白で後に黄色に変色します。
栃木県の日光で最初に発見されたので、牧野博士が「ニッコウヒョウタンボク」と命名されたそうです。
右のものと同じ植物です。
咲き始めは、このように白または淡いピンク色ですが、受粉すると右の写真の奥の花のように、黄色に変化します。
オレンジ色の花が咲く「ツキヌキニンドウ」という北米原産のものもあります。
北海道南部から南西諸島、朝鮮半島や台湾、中国と広く分布し、アメリカやヨーロッパにも帰化している蔓性の常緑樹です。
蜜が多く、昔は子供達が吸っていたので、「スイカズラ」という名が付いたそうで、ニンドウの方は、冬の間も萎れないので「忍冬」という漢名があり、これを採ったものだそうです。咲き始めは、淡いピンク色または白ですが、受粉すると黄色に変化することから「キンギンカ(金銀花)」と呼ばれることもあるとか。
漢方では、茎と葉の乾燥品を利尿、止血などに用います。
園芸品種として輸入されたものだと思うのですが、詳細は不明です。
シロバナニンドウと、スイカズラ属と同じような名前が付いているのですが、花の形、葉っぱが複葉であること、などから違う属のものかもしれません。
カラスウリ
ウリ科カラスウリ属
2003.7 東京都
キカラスウリ
ウリ科カラスウリ属
2004.7 奈良市
アリドオシラン
ラン科
2007.8 長野・新潟県境白砂山
Photo by やっさん
ギンリョウソウ(銀竜草)(ユウレイダケ)
イチヤクソウ科ギンリョウソウ属
2004.7 八ヶ岳
Photo by nekodanna
ナンバンギセル(オモイグサ)
ハマウツボ科ナンバンギセル属
2003.9 高松塚
山麓や藪地に生える蔓植物。
オレンジに近い赤の実がなります。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に、このカラスウリの実が出てくるのです。「烏瓜の灯火」を川に流す...というのです。
それを読んで以来、このカラスウリが気になって...。
は、簡単に写真が撮れます。でも、花は、夜咲くのです。
これはどんより曇った日の午前中に撮ったもの。
カラスウリより黄色い実がなるので、「キカラスウリ」です。
綺麗なカラスウリの写真が撮りたい...ずっとそう思っていたある日、散歩の時に萎れたカラスウリの花を見つけました。
ダンナが出張で早く出掛けた日に、駅まで送った帰り、その場所に回って撮った写真がこれ。
残念ながら、「カラスウリ」ではありませんでした。
カラスウリは、このヒラヒラがもっと長いのです。
本州中部以北の高山深林中に生える多年草です。
小さいもので、牧野図鑑には「茎は細紐のようで地上をはい...」となっていました。
ほとんどの人が気付かずに通り過ぎる「3mmほどの花」だそうです。
アリドウシ(アカネ科)の葉っぱに似ているので、「アリドウシラン」だそうです。
アリドウシの花は写真がありません。m(_ _)m
暖地の常緑樹林から亜高山帯の針葉樹林までの広い範囲で、落ち葉がつもったような所に生育する。
花を頭、茎を胴、葉を鱗に見立てて、銀色の竜が首をもたげた姿になぞらえたもの。
ユウレイダケは、白衣をまとった幽霊のようなキノコ。
アジアの東部から南部に広く分布する、1年生の寄生植物です。草地に生え、ススキ、ミョウガ、サトウキビなどの根に寄生します。茎は短くてほとんど地上には出ません。葉っぱも地面の際に鱗片状のがあるだけです。秋に花柄を長く延ばして花を付けます。
「南蛮煙管」は煙草のパイプの形に似ているから、オモイグサは「思草」で万葉集に出てきます。
シロバナイカリソウ
メギ科イカリソウ属
2003.4 生駒市
ユキノシタ(雪下)
ユキノシタ科ユキノシタ属
2003.5 生駒市
ウスユキソウ(薄雪草)
キク科ウスユキソウ属
2004.8 霧ヶ峰
ゴシキハツユキカズラ
キョウチクトウ科
2004.9 奈良市
ツボスミレ
スミレ科
2004.4 桜井市・談山神社
山陰地方から北陸にかけての林に生える常緑の多年草「トキワイカリソウ」に白花のものがあるので、これはそれを園芸用に売っていたものだと思います。
普通のイカリソウは落葉するらしいのですが、我が家のこのイカリソウは、冬でも葉が付いています。
本州、四国、九州に分布し、湿った岩の上や沢に群生する多年草ですが、庭園の下植にも使われます。
白い花を雪に見立て、その下に緑の葉がチラチラ見える様子を「雪の下」と名付けたのではないか、と言われていますが、確かではないようです。
古くから民間薬として、生葉を凍傷、火傷などに用いられてきましたが、漢方でも葉や全草を乾燥させたものを「虎耳草」と言って、解熱、解毒に用いられます。
北海道から九州に分布し、山地の日の当たる岩場などに生育する多年草です。
白っぽい綿毛に包まれた葉を薄く積もった雪に喩えて「薄雪草」です。
白く目立つのは苞葉で、花はその中央の薄茶色の固まりで、中央の雄花を取り巻いて周辺に雌花が集まった十数個の花からなるものです。
朝鮮半島が原産の園芸植物で、鉢植えやハンギングに使われます。
ピンクの部分は苞葉で、花はその中にありますが、ちょっと写し方が悪かったようで、よく見えなくてすみません。
北海道から九州まで、広く分布し、低地や山地の湿ったところに普通に生える菫です。
葉は丸くて柄が長め、花色は淡い紫で、長い柄の先に花を付けます。
庭に生える菫で「坪菫」で、一般にはこれを「立坪菫」というようです。
「坪」は、「庭」の古語です。
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