赤やオレンジ、黄色の実の2ページ目です。
花の写真があるものは、植物名にリンクが付いています。
アオキ
ミズキ科
2003.12 生駒市
モッコク
ツバキ科
2003.10 生駒市
ガマズミ(莢)
スイカズラ科
2004.10 京都府立植物園
ナツハゼ
ツツジ科
2004.10 京都府立植物園
トウグミ(唐茱萸)
グミ科
2004.6 鎌倉市
1年を通じて、青々としているから「アオキ(青木)」新芽は山菜として食べられるのだそうです。
写真が上手く取れていなくて...。
昔は庭の北側などによく見られたのですが、最近はあまり人気がないようで、なかなか写真が撮れません。
花は目立ちませんが、実が赤く熟すと綺麗なので、庭木としてよく植えられるようです。
熟すと不規則に割れて、中から濃い赤の種が出てきます。
5mmほどの長さの小さな卵形の実です。
熟すに従って、鮮やかな赤から黒みを帯びてくるそうです。
甘酸っぱく、食べられます。
牧野図鑑には「子供がよく食べる」とありますが、今の子供でガマズミの実を食べたことのある子供は、殆どいないでしょう。
撮影した日も、ヒヨドリが群がっていました。
山地や丘陵に多い落葉樹で、初夏に黄色っぽい釣り鐘型の花をつけます。
6,7mmの球状の実で、熟すと黒っぽくなるそうなので、これはまだ熟し切っていないものだと思われます。
人家などに植えられる落葉樹です。
夏に実がなるのは、「ナツグミ」と同じですが、ナツグミより実が細長く大きいのが特徴で、もちろん食用になります。
別に中国原産ではなく、昔は外国からの渡来品と思われていて、外国=中国(唐)という発想で名前が付いたものだそうです。
コケモモ(苔桃)
ツツジ科
2004.8 蓼科・坪庭
ローズヒップ(ワイルドローズ、ドッグローズ)
バラ科
2004.10 生駒市
サクランボ(桜桃)
バラ科
2004.3 生駒市
クチナシ(梔子)
アカネ科
2004.3 奈良市
トベラ(トビラノキ、トビラギ)
トベラ科
2003.12 田原本町
亜高山帯の常緑低木で、低くカーペット状に広がります。
7月頃に釣り鐘状の白い花を付けるそうです。
これは8月なので、もう花は咲いていませんでした。
実はジュースやジャム、果実酒にもなります。ネコはこの時、ジュースを飲みました。「ドライコケモモ」っていうのも、なかなか美味しかったです。
「rose hip」は、「バラの実」という意味ですが、花を楽しむために栽培されているハイブリッド系のものではなく、野生種やオールドローズと呼ばれるバラの実で、特にドッグローズと呼ばれる品種のものは、ビタミンCを豊富に含み、ハーブティーやケーキに使われます。 ネコの大好物サクランボの木を、遂に手に入れました。
鉢植えでも育てられるというので、兎に角鉢植えにして...花が咲き、実がなって...これは色づき始めた頃の写真です。
このあと、鳥に食べられないように、ネットで覆いをしてしまったので、熟したものの写真はありません。
漢方では山梔子(さんしし)と呼ばれ、消炎・解熱剤として用いられます。
一般には、果実を煮出して黄色い染料を採り、タクアンやきんとんの色づけに使われます。
庭木や、街路樹によく見られる、厚手の葉っぱの木です。
ぽってりとした白い花が咲き、次第に黄色くなります。
丸い実は、黄色っぽくて、はじけると、濃いオレンジ色〜赤のネバネバした種が出てきます。
この種は、鳥たちのご馳走らしいです。
イヌビワ(イタブ、イタビ、コイチジク)
クワ科
2003.5 大阪市
ドウダンツツジ
ツツジ科
2003.11 京都国際会館
ベニサラサドウダン
ツツジ科
2003.11 生駒市
ホオズキ(酸漿)
ナス科
2004.7 東京都
イヌツゲ
モチノキ科
2003.10 奈良県・十三峠
果実が枇杷に似ていて、小型で品質が悪いから「イヌ」を付けて「イヌビワ」としたのだと、牧野図鑑に載っています。
「枇杷」というより、この実は「イチジク」」に近いもので、「花のう」という小花を沢山中に含んだものが、熟したものです。
このページの右端の「イヌツゲ」もそうなのですが、役に立たないから「犬」だなんて!!
「犬」ってとても役に立つ動物だと思うんですが、人間って勝手ですよね。
伊豆半島以西の山地に自生することもあるようですが、主に庭園に植えられる落葉低木です。
これは見事に紅葉していますが、春は釣り鐘状の可愛い花が咲き、秋には真っ赤に紅葉する...まさに庭木の優等生ですね。
実は美しい紅葉に隠れ、あまり目立たないものなので、特に注目されることはありませんが、こうやってみると結構可愛い♪
同じドウダンツツジの仲間ですが、花は更紗染めのような模様が入ってより美しく、庭木としても人気の品種です。
花の付き方はドウダンツツジと違って房状になるので、実の方も房状になり、先だけが上を向くという変わった付き方をします。
ほおずき市の鬼灯。
中の赤い実をもんで、種を出し鳴らして遊ぶ...最近はこんな遊びも見られなくなってしまったようです。
同種の中南米産の「シマホオズキ」は甘酸っぱく、ビタミンAが含まれていて、ジャムや砂糖漬けにされます。
国内の赤い実のものは、食用にはしません。
生け垣などに植えられることの多い木で、球形の可愛い実がなります。
完熟すると黒っぽくなるそうですから、これはまだ未熟なものですね。
「ツゲ」に似ているが、役に立たないから「イヌツゲ」だなんて、昔の日とは想像力の欠片もなかったんでしょうか!
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